缶コーヒーをね昨日貰ったんだよ なんでもないのに昨日貰ったんだよ 何かわかっていたのかな 缶コーヒーをね昨日貰ったんだよ なんでもないけど昨日貰ったんだよ 何か気づいていたのかな 別に気にしていないかな 缶コーヒーをね 昨日貰ったんだよ なんでもな…

花が咲いている この道でそっと穏やかに 彩りと温もりの傍を 風に揺られている 花びらが開くように 今静かに心の中で 開く夢が今夜だけは 優しい景色であるように 花が咲いている 眠る君の瞼の裏で 風に揺られてる 遠い日の昼下がり 波が凪いでいる 瞬きをそ…

野良が言う 君のやりたいことは何？ 軽々と塀を飛び越えやがって 人が言う 世の中は甘くはないよって その中をよく見ればお前の常識に 当てはめて 押し込めて この線を超えないでくださいって 張り紙を信じて ホントもう 馬鹿みたいね 信じたいことはいつも…

春は眠れない 中途半端な季節 かなしくもないのに切なくなるの 体を抜け出して 夜をさまよう 窓際の換気扇 音を立てる 花は咲くけれど 夢は見ないかもしれない まだ眠れないけど 返事は返せないかもしれない 君は笑うけど 多分詳しくは知らない 僕も黙るけど…

あれからいろんなことが過ぎたけど 変わりなく流れる日々は変わりゆく 少し 切ない かなしみ 乾く 雨のあとに どれかをひとつだけ選んでいいなら なるべく平凡なやつがいいや 例えば 綺麗な昼のような 歌に出会いたい 大体あってる君の素振りも 大概飽きてる…