2023-01-01から1年間の記事一覧

次の朝

目が覚めて広くなった部屋を見て また泣きたくなったよ 昨日まであんなにも狭かった私の1DK 答えなら最初から用意されてたみたい 知ってたけど そりゃわかるでしょ 一応これでも ずっと傍に居たんだから 君が置いてったスニーカー 靴紐がほどけてる 使い道も…

ロストチャイルド

気持ちばっか並べてみたら 自分ばっかが気持ちいいから 事実だけ並べてみたら 空っぽだった 何もなかった 痛いくらいの真実に背を向けて 今日もまた現実を後にする 勝ち負けじゃないとこは誤魔化して 天気すら誰かのせいにする 不確かなモンばかり当てにして…

怪獣の心

弱さを知らないままの偽物は言う上手くは言えない心は嘘になるから 力もなくて言葉も持たず歩き疲れて立ち尽くした 言えない 言えないなこの月と太陽が本物かどうか見透かしてみせてよ聞けない 聞けないなこの嘘と本当が正しいかどうか誰か教えてよ 痛みを知…

月と太陽

月と太陽照らされる嘘と本当あなたの光 私の翳り入れ替わる月と太陽 あなたと同じ どちらも私正義も悪もないこの空汚れた光 綺麗な惑い応えそこねた心の流れ 貫く1つの言葉 月と太陽冷めきれぬ夢の体温私の怒り あなたの嘆き入れ替わる月と太陽 わたしも同…

ダブルダッチ

火の玉が弾けて消えたら 僕は段々と軽くなっていく この道でイラついてても 誰も気づいてくれないのにね 燦燦とさんざめく光が眩しいからさ もう少し続けるよ 黙ってくれって言われたって わかってくれないとわめいてるだけさ 変わらないのはお前らも変わん…

理想像

思い出して口に出して みせるほどのことは 例によってくだらないね 吐き出しそうで止めた 失せるやる気と昨日までの人生が 崩れ落ちるマボロシ 夢を見ていたのか それとも ここが夢の中か 忘れかけていた情熱を 現実の底にある 掴みかけていた理想像 あんな…

レコーディング

心の変化を伝えたくて曲を残しているような気がする。誰に?と言われると別に個人ではないけれど、自分が変わっていくことを残しておきたいという気持ちがずっとある。 レコーディングを定期的にしている、それは人生で度々あった いつかは人がお金を出して…

コード

昨日ははじめてバッドニーで歌った。はじめての場所で歌うことは楽しい。最近は映画を見た。それと後輩がすごく頑張っているから自分も変わらなきゃと急いでいる。 曲を作っている人の使っているギターコードを教えてもらうという行為が好きで、それは言葉の…

青色

昨日はお昼が授業時間を使わせてもらってのkansekaiのレコーディングで、夜が放生会のステージ。どちらも集中できて、力で歌い上げる感じをせずにすんでよかった。丁寧な感じ。 自分を抑えることで、人が入ってくることができる。最近のライブで覚えたことの…

真剣

昨日はkansekai。吉永さんと2人バージョン。kansekaiは本気で遊ぶ人たちの集まり、くらいの意味なのかもしれない。 昨日は緊張した。ちゃんと緊張した。場所によっては不必要な緊張、自分を大きく見せようとしたり今までやってないことを突然やろうとしたり…

優しさ

最近忙しい。でも嬉しい。人と関わる時間が増えたのと、その理由に音楽があることが嬉しい。 できた曲を聴かせてもらった時に 暗くなっちゃった、って悪いことのように言われて良い人だなーと思った。誰かのテンションを下げちゃうかもしれない、って自分の…

アレルギー

最近食生活を見直した。自分はアレルギーが多い。気づけば無視して食べていた。コンビニ飯も増えた。 身体が受け付けないものを乗り越える方法は「受け入れて慣れる」しかないといつからか思ってたけど、思い出した。「離れる」「分ける」という手段があった…

自由になることは技術

kansekaiを始めてからやっと出来るようになったことの1つに、「MCをしない」 というのがあって、正確には必要なことは話すんだけど必要じゃないことまで話さないで済むようになった。歌だけでどこまで音楽だけでどこまで伝わるか信じてみよう、という気持…

サボテンの花

どうせどちらかなんて知る由もないでしょ 世間ではよく似たニュース次々とすり替わる 待ち合わせ時刻に着く気などないでしょ 私にもよく似た素っ気無い小さな鉢植 貰い物だから 枯らすと申し訳無いから そんな事言わないで 本気出して育ててよ サボテンの花…

哀色

どれくらいの人だったんだろう 君についた嘘も含めて 二人よくしてたお決まりの話 よく映える色 それくらいの人だったんだろう あの日つけた傷も含めて 昨日みた夢に君が来た話 まだ映える色 さよならじゃないから それが哀しい 触れられないなら 会わないほ…

普遍

広くいきわたること。物事に共通すること。 - 映画を見た。人はまばらで、マニアックな映画だったけど面白かった。 スタジオに入った。久しぶりに入ると、マイクを通した自分の声が新鮮に感じて、歌うのが楽しかった。 ギターの音だってなんだって、電気を通…

青い実

僕のお気に入り 誰とも被らない毛並で ドキドキさせるよ まだ青い実のまんまのハート 君がこっち向いても またそっぽ向いても もうどうしようもないの 君の尻尾を掴んでみたい けれど幻みたいに消える どこからどう見ても この気持ちどっかでどうすれば あん…

普通

いろんなことを捨てて、空いた空間にいろんなものが入ってきている。仕事の環境が変わったり、人間関係が変わったり、音楽への取り組み方が変わったり、自分自身が変わろうとしている。 前に変われたと思っていた時は、たいして変われておらず気持ちだけ成長…

広島にライブに行きました、と今後

広島いってきた!レコ発おめです! 広島ALMIGHTY、ありがとうございました。 そして水波月奈巳さん音源発売おめでとうございます。初めての企画?だったそうで、その日のキャストのみなさんも、来られてるお客さんも見守る空気というか最初の一歩を待ち望ん…

かいかぶり

やさしい人に出会った時なぜか 恥ずかしい気持ちになった 僕はやさしくないんだろう 悲しむ人を見つけた時少し あたたかい気持ちになった たぶん一人が嫌だから 風がこの街をやさしく撫でている 誰かこの歌をかなしく聞いている 君は話さない言葉で話してる …

シュレディンガーの猫

シュレディンガー お前の猫は 生きてるか死んでるかわからない どちらもあり得る箱の中で 蓋を開けるまでは一緒 シュレディンガー お前のことは 名前を良く聞いていたけど 「ドチラノカタデスカ?」 この世界のことをもっと知りたいよ 可能性の話 まだ見ぬ形…

フォトグラフ

掘り出せば山程 出てくるフォトグラフ 君のいる部分だけ 切り取れば抜け落ちる記憶 そうじゃない 遠くなる 景色はね 残せずに 離れない 思い出す 二人はね 笑ってる 気がつけば山程 増えているフォトグラフ 気に食わぬ部分だけ 切り取れば美しい記憶 そうじ…

ウィステリア

雨のカーテン 夢の街灯 裸足で駆けてく 満開の花束を持って 幽霊みたいな貴方が言う 「街に寄って花屋に行って 好きなものを選んでおいで」って 生まれ変わるなら薄い白い花がいいな 誰も気づかずにそっと咲いているような 生まれ変わるなら薄い白い花がいい…

光の束

話すのが 得意じゃないから 歌を歌ってる 泣けるほど器用じゃないから いつも笑ってる さよならを告げるときだけ ほっとした顔で その震える声が欲しい 揺れてる瞼の裏で 弾けるネオンの光 過ぎる人たち たった一度の言葉をずっと覚えてる たった一筋の涙を…

乙女と月

綺羅びやかに踊る乙女 手放すほどに傍に溢るる されどつかめぬ陽炎で 揺らめく幻 消えゆく青い炎 君の目の裏にある色 向こう側 心地良い場所から 甘く香るその白い首筋 ほどく昨日の名残り 絶えまない葛藤 その心模様 彼は知らずに黙ってる 緑色の月とざらつ…

City lights

闇に灯る街灯を辿って 深夜に出かけよう ネオンカラーのチープなライト 眼(まなこ)にこびりついている 君のねまだ泳いでるかなり すれ違いざまにうるんだ目 僕はズバンと言葉投げるだけ そこで動く鼓動 揺れる情動 確かなことを 見抜いたり また不確かな心…

かえるのうた

夜中の3時を回る 未読のまんまの返事 ですが 上がる誰かのストーリーに あなたの姿 帰る、帰るって言ったのに 愛しくて苦しい 針を睨む ぐるぐるぐるぐる回る 君がかえるまで いつでも一緒にいたい でも叶わない 手のひらをすり抜ける いつか言ってたじゃな…

親近感

心と身体はバラバラに 砕け散って崩れ落ちた 今頃どうしてる? 返事の一つもないのに 目蓋が腫れた 昨日あのまま 力尽きて寝落ちした身体 あんたはアレだ 言ってしまえば あどけない、でも意気地がない 仕方ない、でも続くもんがないな いつでも心はかろやか…

はる

昨日のセットリスト! 1.シザーハンズ 2.瞳と瞼 3.猫と月 4.春風に疲れて 4曲目は新! 昨日はいろんなとこでいろんなひとに歌った。いろんな人と。こんなの久しぶりな気がした。 人と出会うってどういうことなんだろ、って去年くらいからふと改めて思うよう…

ローカル線

ローカル線の窓から何が見えるだろう 似たような景色の遠くで風が向かい合う 脚を揃えて静かに揺られていた 気をつける 二人がまだ終点に 辿り着かないようにして こちらの雨はあなたの笑顔ひとつで 桜も咲けば雪も降るようで 理由が何ひとつ 分からないもの…