コード

 

 

昨日ははじめてバッドニーで歌った。はじめての場所で歌うことは楽しい。最近は映画を見た。それと後輩がすごく頑張っているから自分も変わらなきゃと急いでいる。

 

曲を作っている人の使っているギターコードを教えてもらうという行為が好きで、それは言葉の意味として考えるとその人の秘密を教えてもらうという意味になる。パスコードとかドレスコードとか、単体では決まりとか暗号みたいな意味もあるけど、自分的にはそれは何かに踏まえての言葉な気がするのでそれぞれに流れている「流れ」なんだと思ってる。コード進行、とかね。一つのことじゃなくて複数の流れそのものについて言っている。

 

遺伝子の配列のことも確か言うよね。

 

その人やその土地、その状況から学ぶ独特のコードはその場の流れだ。物事には流れがあって、たとえば曲を作るといつもおんなじ雰囲気が出てしまうその人らしさのことだとか、いつもこのライブハウス行くとこういう空気やなっていうことだとか、それもそこの"コード"かつそこの流れ、っていう感じがする。知らないコードが流れると曲でもそうだけど、無意識に合うこともあれば逆に難しいことだとか理解できないことをしていると思ってしまうこともある。

 

だから色んな場所のコード、つまり常識?を知って取り入れることで偏見が減っていく。自由になっていく。素で笑える場所が増えていく。表現できる自分の引き出しが増える。あ、ここではあのコードを使っているんだ、って。

 

状況に合わせた引き出しを多く作ることは自分を偽っていくわけではなくて、むしろ偽りにならないように合わせたコードを知りたいと思う。悲しい時に怒ってると思われたくないし、嬉しい時に楽しくないのかな?とも思われたくないよね?

 

何そのコード!教えて!って言う時、

この人の中にはこんな綺麗なコードが流れてるのかー、といつも感心する。俺には今までできなかったから覚えようとなる。

 

胸のうちに最近ぐるぐるするものがある。自分もそろそろまた変わらなきゃ。コードを更新しなきゃいけない。配列を作り変えることでもあるし、進行が進むことでもあり、その場に合わせていくことでもある。

 

コードコードコード、、、、