2023-06-22 光の束 話すのが 得意じゃないから 歌を歌ってる 泣けるほど器用じゃないから いつも笑ってる さよならを告げるときだけ ほっとした顔で その震える声が欲しい 揺れてる瞼の裏で 弾けるネオンの光 過ぎる人たち たった一度の言葉をずっと覚えてる たった一筋の涙をずっと悔やんでる さよならに触れた時だけ 思い出せる形 その震える声で欲しい 確かな思いじゃ無くても 伝わる炎の名前 出会う人たち