哀色

 


どれくらいの人だったんだろう

君についた嘘も含めて

二人よくしてたお決まりの話

よく映える色

 

それくらいの人だったんだろう

あの日つけた傷も含めて

昨日みた夢に君が来た話

まだ映える色

 

さよならじゃないから それが哀しい

触れられないなら 会わないほうが

それもできないから 君の話を

朝まで聞いてる

 

 

いつぐらいのことだったんだろう

僕に言ったことも忘れて

知らない時間の上にした話

また増える色

 

それぐらいの人なんだね

夜ひとりで夢から覚めて

本当は夜更けに君がくる話

ただ残る色

 

いつでもじゃないから それが正しい

未来に居ないなら 離れたほうが

それもできないから 君の話を

笑って聞いてる

 

さよならじゃないから それが哀しい

触れられないなら 会わないほうが

それもできないから 君の話を

朝まで聞いてる