大分

 

 

11/14 大分toplus

 

大分は昔バンドで行ってた時からすごく好きで、なんとなくあたたかい思い出がある。今回はそんな中から今に繋がってくれた人の助けを借りて急遽バンド編成でやることができた。

 

いろんなハプニングはあったけど、とても楽しかった。お客さんにもそれが伝わっていたら嬉しい。何をどうすれば音楽か、なんて分からないし決めたくもないけど、今のところ僕は"これから始まりそうなもの"に音楽を感じる。セッションとか探り探りのお互いの演奏とか、そこで自分に流れてる音楽と相手の想像している音楽の違いとか。それを楽しめている雰囲気がすごく音楽っぽいなあと思う。

 

雰囲気で委ねるということは相手を信用して託す、ということで、昔の僕がすごく苦手としていたことだった。言葉で説明したがりだった僕は相手に委ねることができず伝わっていないと思っていたしそれが悪いことのようにも思っていた。でも最近は委ねることが音楽のような気がしている。

 

それは自分の為にばかり伝えることをやめたら、代わりに思い思いの言葉で説明してくれる人たちが現れたから。

自分の為に怒るのをやめたら自分の代わりにはっきりと怒ってくれる人が増えたから。

自分の為に悲しむことをやめたら代わりに泣いてくれる人ができたから。

 

自分の代わりに現れるものを心と言うのかもしれない、と思った。

 

まだ定まっていないけれど、そのまま余白を残したまま明日宮崎に行けたらいいな。あっちで会える人たちがいて、またすごくすごく楽しみです。スタジオ頑張ります。